もがく -理由 : 家族が信用できない- その4

不動産を売却した理由は、年率が悪いからです。

これを調べた理由は、土地は高くなるから持っていた方がいいと妻や、他の人に言われたからです。
なんでも裏付けをとらないとだめなんですね。とはいえ、証拠をみせても信じない場合もありますが。

祖母が土地を購入したときは100万円ほどだったそうです。
これは、叔母が持っていた土地の権利書か何かに記載があったのと口頭で聞き知りました。

それから2020年前の間、年率でいうと9%ほどでした。
でも、これ平均すると9%であって、近年は1~2%程度の上昇率です。

これであれば、投資信託とかのほうが5%ほどの見込めます。※投資なんで確実ではありません。

それに少子高齢化で、僕個人では土地代は下がると思ってます。※都心など人気な場所は除きます。
こう考えると、高いうちに売却したほうがいいと思います。

というわけで不動産の売却を決めました。
しかし、もう一人の持ち主の叔母が首を縦に振りません。

その理由は、家に住んでいれば、固定資産税は僕が支払います。
なので、家賃0です。これが理由で僕に借金を擦り付けようとしたと思われます。

恥ずかしながら、僕も叔母と同じく、考えも甘く、お金に対してもルーズでした。
とはいえ、僕は自分のミスは自分のミスで受け入れます。ここが違うと思います。

叔母のおかげで任意売却の話が滞りました。で、僕が次にしたことは保証協会に「競売にしてくれ」といいました。
借金の当事者ではないので、愚痴にしかとってくれませんが、弁護士手続きで破産手続きしてますよ?とも言いました。

それからしばらくして競売になったと聞きましたが、聞くより前に不動産屋がやってきて知ります。
競売物件になると、比較的ちいさい不動産屋が家に訪問してきます。
チンピラみたいな人なども来ます。

僕はこれも想定していたので、叔母に任意売却の話をしたのですが無理した。
僕が一人ならいいのですが、すでに妻も子供もいたので、そちらが心配でお願いしましたが、聞き入れてもらえませんでした。

このとき、僕にはもう一つ考えがありました。それは共有財産は全部の土地は売れないが、自分の持ち分のみは売れるということです。
うちの場合の状況でいうと、土地の名義は叔母と僕の共有財産、建物は2棟あり名義は僕でした。

この状況でいくと、競売で見込める金額も相場の25%程度の額でした。
もちろん、競売なので相場以上の値段が付く可能性がありますが、土地を競り落とせたとしても建物がすでに建っている土地なので、
法定地上権をもっている僕の方が有利です。競り落としたのちに、僕を立ち退かせるか、交渉するでしょう。

正直いうと、僕は立ち退きとかそんな交渉されても困ります。だいたい、怖い人が来るイメージしかないので、家族が心配です。
では、どうするかというと、競売開始後にうちにきた不動産屋に話を持ち掛けました。

「僕の持ち分(土地と建物2棟)売るから、そのあと入札すればいい。」という条件です。
この条件は僕の持ち分の代金は相場より高いが、入札すれば安く手に入ります。もしくは、保証協会に話をもちかけても、首を縦に振ると想定できる額でした。

競売額の最低入札額が出てから、保証協会と話した際、まったくこちらのことを考えていないので、はっきりと言いました。
「そもそも僕はその借金とは無関係。それなのに僕の財産と家族に迷惑が掛かっている。建物が価値がないといったよね?法定地上権がある以上価値あるよね?」
不動産屋で買い取り価格もでていたので、その額に対し、僕はいくら以上もらうという案で話を持ち掛け、保証協会が僕の話を考慮した文面で叔母の弁護士に競売取下げ案を持ちかけました。

結果、そのあとは、不動産売却の際の残地処理代と、地中埋設物などの処分代で売却価格の10%程度持ってかれました。
ただ、これに関しても大体許容範囲でしたので、問題はないですが、悪徳業者の見極めが難しいと思いました。

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