現在の仕事では、よく作業手順書を作成しております。
求められる手順書は、幅が広いですし、そもそも僕にはIT業界での経験少ないので、
手順書を作れるほど業務歴はありません。でも、不思議と作成できてます。
使用するソフトはパワーポイントだったり、エクセルだったりしますが、
現在のチームのSEさんはワードを好む方なので、ワードで作成しています。
マイクロソフトのオフィス製品でワードはほとんど使ったことなかったですが、
ワープロソフトだけあって、本を書くような用途には非常にいいのですね。目次昨日とか非常に便利です。
手順書には画像などを多く使った方がわかりやすいです。いわゆる図解ってやつですね。
となると、画像加工も求められます。
これに関しては、HPを運営していた時や…友人から違法行為の書類を作成された経験がるため得意です。
…得意というのは、プロの方のレベルではなく、素人レベルでの話だと自覚しております。
話を戻します。手順書を作っていて、いろんな向かいに覚えたスキルを使う機会があります。
そのなかで、今週は画像加工を多くしたので、先ほど言った違法案件について思い出す機会になりました。
というわけで、違法案件について書きます。
この案件を一時受けたのは20年ほど前のことです。
叔母の友人に紹介された友人からの依頼でした。この依頼主をAさんと以後書きます。
Aさんからの依頼は、銀行通帳と給料明細の金額をすり替えるものでした。
一年分ほどの契約で15,000円だったかと思います。ふざけた金額です。
銀行通帳の数字は印字が特殊ですので、元になる数字をすべて画像に切り出し、
指定の金額に張り替え、インクの色を自然に調整します。
通帳の紙も特殊だったとおもうので、非常に手間がかかる作業でした。
それに比べて給与明細は簡単なもんです。
この違法案件がなんで必要だったのか、理由を聞いた覚えがないけれど、
今考えると離婚した相手に、養育費を多く払わすための変造してコピーを提出していたようです。
怖いですね。この方、さらに生活保護のような行政からも支給を受けてました。
もし、こういう違法行為を僕が引き受けるなら、1年で150万くらいなら、やってもいいかなと思います。
20年前は独り身だったし、引きこもってた非課税世帯だったので、多分引き受けてしまったかもです。
実際、この案件をたった15,000円で嫌々やりました。
で、途中でやっぱり嫌になって「違法行為なので断る」とAさんに言いました。
すると「いつまでに支払った15,000円を返してください。でなきゃ警察に行く」とAさんからメールだったかショートメールを貰いました。
これには笑ってしまいました。不正をした自覚があったので、僕は捕まってもいいし、そもそも自首しようかなと迷っていたぐらいでしたから。
Aさんには罪の意識が全くないんだと思いました。いまどうなっているか知りませんが、きっと良い人生は歩んでないんじゃないかなと思います。
いやいや、恐ろしいです。
このAさんに画像加工のやり方を簡単に説明して、この違法案件は断りました。
お金もきちんと振り込んだので、ただ働きを数カ月した計算になります。
ちなみに、叔母については何度か書いてますが、自己中な人間です。自分の良くの為に借金をし、それを家族になすりつけてもなんとも思わない人間です。
で、Aさんを紹介した叔母の友人は、たくさん僕が書籍を貸したけど、一つも戻ってこないようないい加減な人でした。
この点、僕も10代の頃は非常にいい加減な人間だったので全く人のことをいえませんが、この叔母の友人はこの時すでに50代。
それでAさんです。類は友を呼ぶというのは本当のことなんだなと思った事柄でした。
違法行為をさせられたおかげで、僕はスキルがあがりましたし(いまでは忘れているスキルですが)、
このような方とは縁を切れてせいせいとします。二度とこんなような人とは知り合うこともないと思います。
悔しくとも、いい思い出です。