お金と仕事 その1

今日は、いま考えていることをメモしておきます。

現在、為替の状況がウクライナ戦争か米国債の長期金利の影響か、どちらの理由か他にあるのかはわかりませんが、短期間で円が大きく値下がりしています。
現在の円は、1ドル 130.385円。円安いですね。20年ぶりとか話題になっていましたが、それくらい久々の円安だそうです。

わたしの知る知識では、先進国の中で20年間ほぼ賃金も物価も上がらなかった国は日本だけだと思います。
このからくりが気になって仕方ないですが、現在のわたしの知識では到底答えはわかりませんし、それを調べる時間もないので仮説だけメモしておきます。

日本は国債も紙幣も毎年相当な数を増やしてきたはずです。
ニュースだったか、人に聞いたのか忘れましたが、日本が抱えている国債の持ち主は国民だから自国だけの借金だから破綻することは無い的な話を聞きました。

本当にそうでしょうか?

一つ例をあげます。
日本は海外の流行を無視し日本だけの機能を乗り込んだ携帯が進化し、それをガラパゴス携帯と呼ばれていたと思います。
この時の影響があるのかしりませんが、現在のスマホ市場に日本メーカーはほとんど絶滅危惧種です。
これは、世界の流行を無視した結果からでしょうか。わたしはさきの国債の話と共通するのではと思います。

「日本の国債に海外の方は興味がない」ということだと思います。
これを日本国民の借金と表現したりもしてますが、あたまおかしいと思うのはわたしだけでしょうか。
もし、いまのロシアのルーブルみたいな価値に円がなったとしたら、日本は破綻すると思います。

数年前に知人が「日本は破綻すると何年も前から言われてるが破綻してないから大丈夫」だと豪語している方もいました。

わたしは、これが日本が国民に指導してきた金融に対しての感覚の結果だと思います。
貯金は紙幣の価値が下がらない、要するに物価が上がらないことへの投資と捉えることができます。

貯金しかしてこない人は、この数ヶ月で15%円がさがっただけで、資産が15%減ったと取ることができます。
なぜなら、貯金は金融のリスクではほぼ0ですから。金融でいうリスクは振り子の意味で使われます。

振り子なので、ハイリスク・ハイリターン。ローリスク・ローリターンしかないです。
みんなが求めるローリスク・ハイリターンは存在しません。
もし、存在するならそれはギャンブルだけです。ギャンブルの時点ハイリスクだと思いますが…

わたしは、円はドルに対し、もっと下がると思っています。理由は米国国債の長期金利がまだ上がると思うから。

参考までに米国国債のチャートと、ドル円のチャートを貼っておきます。2つはほぼ同じチャートの形をしています。※両チャートとも週足

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