娘の初登園と大失態 その2

家の玄関の鍵が開いていたことに気づき、家を出るときに鍵をしめた妻に注意しました。

・・・

娘が家にいません。 何度も呼びましたが、どこにもいません。
うちは狭いので、隠れるとこも少ないので現実をすぐに受け止めました。

『交通事故にあっていたら…』
『誘拐されていたら…』
『怪我していたら…もしくはもう会えないかも』

と、最悪の事態も覚悟しました。妻は僕の冗談だと思っていたらしいです。

近隣を探しましたが、見つかりません。娘の名前を呼んでも見つかりません。

娘は自分の名前を言えないし、身につけた衣類にも名前がない。

妻を責めましたが、親である僕も連帯責任あり、親としての自覚のなさ痛感しました。
娘がいなくなる前に気づかなければいけないのに、いなくなって気づいては遅い。

体が引き裂かれる気持ちでした。が、冷静に考え、今日の初登園時に履いていった靴がなくなっていたので、
自力で娘が出た可能性が高いと考えました。ただ、いつ起きたのかもわからないから、足で探すには無理があると思ったので、まず警察に電話しました。

娘の特徴、着ていた服、名前に自宅の住所を警察の方に言いました。すぐに自宅に着てくれるということだったので、家のまわりで娘を探しながら待ちました。

妻はずっとあるいて探していました。その際、叔母に連絡したみたいでした。

警察に電話して30分くらいたっても来ないので、待ちきれず近所の学校前にパトカーの赤灯が見えたので、そちらに行ってみようかと歩き出したところに
警察官が僕の家の方に走ってきましたので、僕は待つことができず話しかけました。

すると、警察官の方が「近所の高校の生徒さんたちが娘を見つけて迷子の通報があり、その迷子の子が僕の娘であることを確認しました」と…
『うわ・・・よかった。ありがとうございます。怪我とかはないですか?』と、本当に娘やいろいろな方に申し訳ない気持ちでいっぱいになりました。

近所の高校の方へ向かうと、女性の警察官に手を繋がれ娘の元気な姿が見えて、すごい安心しました。

ちなみに娘はまったく泣いた様子はなく、超テンション高かったです。・・・本当よかった。

ただ、僕たち馬鹿な親が犯したミスを、かしこい娘といろいろな方に守られて奇跡的に何もなかっただけのこと。
本当に僕は反省しました。二度とこんな娘にも周りの方にもご迷惑をおかけするようなことはしないと思いました。

…娘を連れて無事に家に帰宅できましたが、警察に虐待がないかとか、僕と妻の仕事や私生活の詳しい内容まで事業聴取されました。

かわいい娘を虐待するようなことなんてできませんが、こんな大失態をしてしまえば、疑われても仕方ない・・・。

娘の初登園日、娘は家の鍵を自力であけ、重いドアを1人でこじ開け、3階から1人で階段を下りて、
約150m先の高校の門まで1人で歩いて行きました。

こんな危ないことをさせてしまったこと、本当に反省します。

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